4.文章Ⅲ
電話は便利です。特に携帯電話は便利です。仕事で使う人だけではなく、大学生や高校生も持っています。しかし、電車の中や教室でベルの音に驚かされるのは困ったことです。それに、一人なのに声を出して笑いながら歩いてくる人を見ると、気持ちが悪い。手に電話を持っているのが分かると61安心しました。
前は、出かけようとする時に電話が鳴ると、電話に出ようかどうしようかと考えました。もし私が電話に出なければ、かけた人は私が留守だと思うのが普通でした。(62) 今は電話をかける人は私が家にいるかいないかを考えることはありません。いつでもどこでも私が電話に出られるだろうと思っています。そして、私が電話に出ると、63「今、どこ」と聞きます。私たちは64電話から逃げられなくなりました。
質問:
61.「安心しました」とあるが、それはなぜか。
A: 携帯電話があっていつでもどこでも連絡できますから。
B: みんなが携帯電話を持っていることが分かりましたから。
C: 携帯電話があって困ることがありませんから。
D: 歩いてくる人が携帯電話で話しながら笑っていることが分かりましたから。
62. ( ) に入る言葉として、次のどれが適当か。
A: ところが
B: ところで
C: ところへ
D: ところを
63.「『今、どこ』と聞きます」とあるが、その聞き手は誰か。
A: 自分(電話に出る私)
B: 相手(電話をかける人)
C: 大学生
D: 高校生
64.「電話から逃げられなくなりました」とはあるが、それはなぜか。
A: 電話がなければ仕事も勉強もできませんから。
B: いつでも電話をかけなければなりませんから。
C: 携帯電話は一日中持っていますから。
D: 携帯電話を持っていないと安心できませんから。
65. 本文の内容に合っているのは次のどれか。
A:「私」は電話をかけると、まず「今、どこ」と聞きます。
B:「私」は今携帯電話を持っています。
C:「私」に電話をかける人はいつも私が家にいるかどうかを考えています。
D:「私」は携帯電話で話しながら、歩いてくる人を見ると、気持ちがいい。
五、作文(20点)
「インターネットと私」というテーマで作文を書きなさい。
注意:①250字程度で書くこと。
②だ体/である体で書くこと。
③漢字を使うべきところは漢字を使うこと。